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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

月魚 - 三浦しをん (角川文庫)

釣具新報のコラム用に読んだ一冊。

古書の世界に生きる2人の若者を描いた物語。少年時のある出来事が2人の将来に大きな影響を及ぼし、その出来事によって生じている2人の距離感が絶妙に描かれています。

美少年小説というか、プラトニックな同性愛小説といったテイストも感じました。三浦しをんの作品は初めて読んだのですが、こういう作風なんですかね。

長編の『水底の魚』、短編の『水に沈んだ私の村』、『名前のないもの』の3篇からなります。

『水底の魚』にある古書業界の話は興味深く読めました。本作は平成13年の作品ですが、いまや古本がamazonや楽天のオンラインショップで簡単に変える時代。現代も古書売買の世界はこの小説のようになっているのだろうか。

本文の中で、主人公が図書館をディスるシーンもありますが、一般的に作家って図書館嫌いなんですかね?たぶんそうでしょうね、わたしも印税で食べてたら図書館嫌いになると思う。学生の頃に浜田省吾のライブにいったら、彼が「オレは貸レコード屋(死語)はキライです」と言ってたのを思い出した。

著者プロフィール。

初出。

奥付。

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p.s. 肩が痛いので整形外科にいったら五十肩の診断だった。