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ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

追憶のミュージック(3) - スージー・クアトロ

実家で発掘されたLPを聴きながら、過去の思い出に浸るシリーズ。
南沙織が最初に好きになったアイドルならば、スージー・クアトロは最初に好きになったロッカーと言えるでしょうか。

小学校から中学に上がった頃は、テレビの歌番組を観ながら歌謡曲やフォークを聴いていたのですが、中学三年生になって初めてビートルズを聴き洋楽に目覚めました。初めて聞くメロディ、ソリッドな電子楽器とタイトなリズム、すべてが斬新で、洋楽を聴くようになってテレビの歌番組は観なくなり、代わりにFM放送を聴くようになりました。

最初に買った洋楽のレコードのことは今でも覚えてます。それがこれ、スージー・クアトロの1stアルバム"Suzi Quatro"。邦題は『サディスティックロックの女王』。発売は1973年ですが、買ったのは1976年で中古レコードショップだったと覚えています。

"Suzi Quatro"のジャケット裏面。
ヒットナンバー、Can the can が含まれます。当時は毎日このアルバム聴いてたような気がする。

ジャケは見開きになってます。中学生の胸にきゅんとくるジャンプスーツ。

当時はLPはそうそう買えないので、音源はエアチェックが主体でしたが、この一枚を皮切りに、おこづかいを貯めては洋楽アルバムを買って聴くようになりました。エアチェックできなかったアーチストは中古屋や輸入盤屋でLPを買って聴く、というパターンでした。

情報源は、雑誌FM fanやFMレコパル。放送予定を調べながらカセットテープにエアチェックしてました。よく聴いていたのは、渋谷陽一のヤングジョッキーやシリア・ポールのポップスベスト10。あとNHK FMでアルバムまるごと流すこともしばしばありました。この頃は、クィーンやキッス、ビートルズ、ディープパープルなどのテープが多くあったと思います。それらのテープはぜんぶ捨てちゃったけど。

これは1974年リリースのアルバム"Quatro"。邦題は『陶酔のアイドル』。

"Quatro"のジャケット裏。このアルバムの、"The Wild One"は、スピーディなドライビングロックで、一番のヒットじゃなかったかな?

1977年リリースのアルバム、"Aggro Phobia"。邦題は『クアトロ白書』

"Aggro Phobia"の裏ジャケ。
直線的なハードロックから幅が広がり、多彩なジャンルを歌おうとしているのが感じられます。"Tear Me Apart"(邦題『恋はドッキリ』)が収録されてます。

スージー・クアトロを聴いたのはこの3枚でした。
この後に来日し、テレビCMに出たりもしました。清酒大関のサケロック・オーゼキのCMで、曲には"Roxy Roller"が使われましたが、この頃は初期のシンプルでタイトなロックからだいぶん変わっていて、あまり興味が湧かなかった。

スージー・クアトロはまだ現役でやってます。数年前にビニルレコードが招聘して、日本公演をやる予定だったのが流れてからは、来日の噂は聴きません。70過ぎのおばあちゃんがCan the Canを熱唱するのを観てみたい気もします。

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