
食べかけ写真ですんません^^;。
写真はこないだ釣った4.8kgのマダイの中骨をこんがりと焼いたもの。
やっぱ一番旨いのは骨にこびり付いた肉だよねぇ.....
それはさておき、ここで注目して欲しいのは、この膨らんだ骨。 写真からわかりますかね?
この骨こぶについては、5年前にHPに書きました。
http://www21.cds.ne.jp/~calm/etc/misc/kobumadai.htm
これを書いた頃はこのこぶの名前がわからなかったんだけど、後から知ったところでは、「鳴門骨」「鳴門瘤」と呼ぶようです。
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/museum/ouroboros/06_02/shiryou.html
http://www.osakana-center.com/q&a/023/narutohone.htm
マダイは大型になると大味になるんですが、それでもこの骨を持ってる奴は、身がだれていなくて美味しいです。もちろん、目の下一尺のようなきめ細かな身質とは違いますが、脂の乗りよくって身がしっかりしているので、刺身でもぜんぜんオーケー。
この鳴門骨を見つけるとハッピーな気分になれます。
三枚に卸す時に、包丁が引っかかってやりにくいなと思ったら、この骨があることが多いです。こいつを見つけたら、その鯛は大切に食べましょう。
このほかに「うぐいす骨」と風流な呼び方をする場合もあるとぐぐっていて見つけましたが、この呼び名はフグに使われる方が多いみたいなんですね。ふぐ、たい、どちらに使うべきか、あるいはどちらも一般的な呼称なのかはちょっと調べてもわかりませんでした。もうちょい調べて、なにかわかったらお知らせします。もし、情報もってる方いたら教えてください。