Humdrum++

ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

Be Trad !! 鴨居式シャクリ


さて、今日は鴨居大室港です。
鴨居といえば、一頃ハマリにハマったのが「鴨居のてえ」ですよ。
鴨居式シャクリから立て釣りと、マダイ釣りの面白さがぐっと広がったのがここです。

まずは隣の港に寄り道して、最近顔出してない船に御挨拶。
船を見ると、老若男女混じって、釣り人の出足もまずまず好調。
もうボンビー船なんて誰も言いませんよ、立派な人気ある乗合船ですよ(^^)。
きよし船長も元気そうでなにより。

簡単に挨拶をすませて、次は本日同じ海域を攻める船長さん(^^)に電話。
 「今日は房丸さんに取材にきてるんだけど、沖で会ってもお手柔らかにお願いしまっす!」
まあ、ぜんぜんお手柔らかにしてくんなかったですが^^;;;。

そんなこんなで、鴨居大室港に着きましたよ。



本日お世話になったのは房丸さん。
いやー、ほんと久しぶりです。最初に乗ったのは確か'93年だと思った、もう15年前ですよ。

いちばん上の写真は鴨居式シャクリに使う豆テンヤ。
房丸の高橋船長が打っているところです。



エビタイ釣法も進化しているのだけど、今回はトラディッショナルな鴨居式シャクリスタイルでいきますよ。
30号の鋳込みテンビン、道具箱の底から引っ張り出してきました。
リールもクラシカルなアンバサダー。

しかし、ロッドとテンヤは最新モデルでいきます。
ロッドは今年大活躍してくれてる、エアボーンスティック30T-200。
テンヤは勇治のタイテンヤ、赤金、黒金そろえました。
オーディオで言うなら、スピーカーとカートリッジを新しくするようなもんでしょうか、って今はカートリッジなんて誰も使わんか^^;。



このところ大根が不調なんで、向かった先は第三海堡。
撤去された後でもポイントの名前は第三海堡なのです。
まわりはいつもの面子ですね、なんか落ち着くなぁ...(^^)。



なかなか潮が動かないでアタリがありません。
あっという間におやつの時間。船長がコーヒーを入れてくれます。
コーヒーをいただいて、またーり(^^)。
なんでインスタントコーヒーがこんなに美味しいんでしょう。

潮が動き始めると、ぽつぽつとアタリがでてきましたよ。
なかなか私にはこないけど^^;。



船ではキロ前後の型が何枚か上がって、写真も撮れた。
そんなこんなしているうちに、昼ですよ。
お味噌汁のサービスです、いやぁ、懐かしいなあ、ここで飲む味噌汁。
すっかり、またーりな気分です^^;。

またーりしていると、わたしにもアタリ。小型ながら型をみて一安心。
しばらくするとまたアタリ。しまったアワセのタイミングをミスった、途中で針はずれ。
ああ、型もみたし、バラシネタもできたし、今日はもういいかな~。
懐かしいことが多くってノスタルジックな気分ですよ、まるで時計の針を逆にまわしたみたい。

と、さらにまたーりしていたら、どこからか
「キタキタキター!!!」
の声が^^;;;。



勇治船長、声でかいっす...^^;;。
明らかにこちらを意識したパフォーマンスでマダイを上げましたよ(^^)。

そんなこんなで、てえのアタリはぽつぽつ、平和な一日、穏やかな時間が過ぎていきますよ。

と、突然私の竿に強烈なアタリ、穂先がガツンと持ってかれて、竿を立てると同時にバイオレンスな引きがやってきた。
鴨居式シャクリで一番シビレル瞬間ですよ!
エアボーンをひん曲げながら、ちょっと派手めに^^;やりとりです。

すると、向かいの船から声が聞こえてきましたよ。
「サメ、サメだろー!きっとサメだぞ!」
勇治船長、声でかいっす....^^;;

サメじゃないもん!と叫びながら上げたのは、いい型ですよ、2.8kg。



けっきょくこの日は3枚でした。
一人だけ型を見ない人に、2枚はおすそ分けさせていただきます。



タイとヒラメの舞踊りな方もいらっしゃいましたよ、羨ましい。
他船(^^;)では、5.3kgと3.5kgも上がったようです(^^)。

またーりしてて、とても楽しい一日でした。
いつもこんな釣りがしたいもんだ。
房丸の高橋船長、ありがとうございました。

詳しくは、10/15発売のつり丸で(ちゃんと^^;)レポートいたします。

さて、今日はまたーりな釣りでしたが、また明日があるんですわ。
明日はちょっとタイヘンな釣りなんです。
わたし、プレッシャーに押しつぶされそうですよ^^;;;。

[鴨居大室港 房丸]
http://www.fusamaru.com/


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